2008年01月25日

もなみの宇宙戦争(完結編1)

 えっと。
 昨日の続きですよー。
 まずは昨日積み残した、流れ弾のスペースデブリ化問題についてー。
 たとえばある一定距離進んだら自然消滅するような質量兵器というのも考えたのですケド、それって結局何て核兵器?なわけでー。
 そこで、逆転の発想ー。
 流れ弾がスペースデブリにならないようにすればいいのですよー。
 具体的には、相手の宇宙船を攻撃する場合は、その延長線上に恒星トカ惑星トカ衛星のような、流れ弾が当たっても平気な星が存在しているときだけ、ということにするのですー。
 昔、飛行機同士の戦いでは、太陽を背にして相手の目をくらませるということが行われたそうですケド、宇宙では逆に、太陽を相手の背にしてから撃つというドッグファイトが展開されるわけで、これは演出的にも悪くないのではないでしょうかー。
 さて、これで質量兵器のスペースデブリ問題は解決しましたので、今度は攻撃される側のほうに注目しますー。
 攻撃手段が存在する以上は、防御手段も存在していなければなりませんー。
 爆発兵器が使用できない以上、運悪く操縦者やエンジンなどの致命的な場所に弾が当たった場合は諦めるとして、小さな穴程度では致命傷にならないようにするという方向で防御策が取られることになると思いますー。
 たとえば、壁の間に接着剤みたいなものを充填しておいて、穴が開いた場合は自動的に塞がるなんて方法があるでしょー。
 あれ?
 これって初日にスペースデブリ対策で書いたことに近くありませんかー?
 つまり「宇宙船の周りをシャボン玉のようなもので囲うことで、爆発しても破片が散らないようにする(この場合、宇宙船は内圧に耐えるため球体になります)」方法ですよー!
 これが、そのまま穴を塞ぐ手段に使えるじゃないですかー。
 そんなわけで、もなみの宇宙戦争は、こんな感じになりそうですー。
 「シャボン玉のような膜で覆われた巨大な銀色のゴルフボール状のものが相手の背後に星が入るように移動しながらパチンコ玉を撃ち合う」
 わーおもしろそー(棒読み)

 もなQは、筒井康隆様がおっしゃった「SFとはホラ話である」という言葉の意味をかみ締めながら、明日からは頂いたアイデアや質問に対して回答したいと思いますー。

名無し様:質量兵器をどうやって飛ばすのか
kaiou様:戦闘が終わったら超小型ブラックホールを飛ばしてだな(やめなさい
名無し様:破片が散らないぐらい強い防御膜があるならそれがデブリ防御膜になるから外から来るデブリ対策としてそれで十分だと思うwというかほとんど「矛盾」の世界のような気が。
k様:デンパにしても、質が悪すぎ・・・
k様:もう、どう、つっこんで良いやら・・・
名無しちゃん:粘着弾でエンジン塞いで接岸攻撃とか・・・
名無し様:イゼルローン要塞のこと?
名無し様:?
名無しちゃん:?
TT-TT様:その案の発展系として、宇宙の所々に巨大なシャボン玉の「戦闘宙域」を作ればいいんじゃないかと・・・
うし様:げとー
posted by もなみ9歳 at 19:12| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2008年01月24日

もなみの宇宙戦争(後編)

 えっと。
 まさか電波記事で3連荘なんて馬鹿な真似をすることになるとは、もなみも思いませんでしたケド、皆様の食いつきも良いみたいでよかったですー。
 というわけで、昨日の続きですー。
 まずは質量兵器について書きたいと思いますー。
 相手の宇宙船に当たると爆発するような質量兵器を使用した場合、昨日書いたスペースデプリの問題が発生してしまいますー。
 これについて、ちょっと補足しますと、スペースデブリの問題は、重力圏なら星の周回軌道に入ってしまった破片を回収すれば終わりですケド、無重力圏の場合は宇宙空間に四方八方に散って、しかも運動している破片を回収しないと、いつかどこかで誰かに当たってしまうわけですから、重力圏より無重力圏のほうが深刻ですー。
 じゃあなんで今は無重力圏でのスペースデブリが現状問題にならないかと言いますと、今のニンゲンは地球という惑星に縛られていて、それより外に出ることがないため、宇宙に散った破片に当たることもありませんから、気にしなくて済んでいるだけなのですねー。
 何かに当たって宇宙船が壊れたと思ったら、実はボイジャーだったトカ、宇宙時代では絶対に問題になりますよー。
 じゃあスペースデブリにならないようにするためにはどうするかなのですケド、核融合で破片も残さないような攻撃を仕掛けるというのも味気ないですし、接近されたところで攻撃したら自分にも影響でちゃいそうですし、うっかり事故ったときのことを考えたら目も当てられませんー。
 ところで、質量兵器というと爆発兵器が思いつきますケド、宇宙空間で爆発兵器を使おうとしたら、爆発させるために酸素が必要だったりしませんかー。
 宇宙空間では酸素ほど貴重なものはないと思うのですケド、そんな貴重な酸素を浪費するというのは現実的ではないと思うのですー。
 しかも、宇宙空間ですと、小さな穴が開いただけで、そこから空気が漏れたりして、死に直結するのではないかなーと思ったりして、だったら別に爆発兵器である必要は無いですよねー。
 ですから、それこそパチンコ玉を加速して相手にぶつけるような非爆発型の質量兵器でも十分なわけですー。
 そういうわけで、宇宙空間では非爆発系の質量兵器が用いられるのではないかと思いますー。
 もっとも、この場合もスペースデブリは存在するわけでー。

 というところで、もなQは三部作に見せかけて完結編1に続けるのですケド、これは菊池秀行先生のリスペクトなので問題ありませんー。

kaiou様:どっかのアイデアではハードゼリーみたいなポリマーシールドでスペデブを吸収とか聞いたな
名無し様:自然物としてのデブリって存在しないのかなあ?とふと気になりました。極小サイズの彗星とか小惑星みたいな
名無し様:もう一つの疑問は、無重力圏の「落下していないデブリ」ってそこまで深刻なスピードかどうか
うしたま:地球の周りはゴミだらけ
名無したま:積み重ねで将来ひどいことになっちゃうような>確率的に
名無しちゃん:うーん、やっぱ分からん。「いつかどこかで誰か」って心配が必要なのか?(確率的に)
もな兄:ちょいとk氏に警告>コメント参照
名無したん:爆発=酸素が必要はあまりにも稚拙過ぎやしませんか?
kたん:どうやって当てるんだ?機関砲ならやっぱりデブリの嵐
k様:燃焼させる必要はないぞ、超高温で金属を昇華すればOK
k様:どうして宇宙戦で近距離戦がデフォなんだ?
名無したま:げとー
posted by もなみ9歳 at 18:43| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2008年01月23日

もなみの宇宙戦争(中編)

 えっと。
 今日もがんがんと電波を飛ばしますよー。
 今回は宇宙での兵器について考えてみたいと思いますー。
 兵器は大きく分けると、光学兵器(レーザー系)と質量兵器(ミサイル系)に分けられますケド、今日は光学兵器の問題をー。
 光学兵器というのは非常にやっかいなもので、なにせ秒速約30万キロメートルという光の速度で飛んできますから、戦闘可能なほどの近距離で撃たれたら避けるのは不可能ですー。
 ですから、光学兵器は当たるものと考えなければなりませんー。
 そうすると、光学兵器に対しては避けようとしても無駄なので、当たっても大丈夫な防衛策というのが必要になりますー。
 これは、宇宙船に鏡面加工して反射してしまうというのが一番安価かつ妥当でしょうねー。
 でも、ただ闇雲にレーザーを反射してしまいますと、反射したレーザーが跳弾となって味方に当たったりするカモ知れませんので、できるだけ相手のほうにレーザーを反射したいわけでー。
 この場合、もっとも効率の良い形状は何か考えたのですケド、どうやらゴルフボールのディンプル加工のように表面を半球状の凹面の連続にするのが良いみたいですー。
 これですと、どのような角度からレーザーが入ったとしても、とりあえずは相手側に向かって跳ね返るようになりますー。
反射の例
 ただ、昨日の一言BBSの名無し様が「はぐれレーザー」と書きましたケド、やっぱり反射して流れ弾となったレーザーがいつか遥か遠くの宇宙船に当たるという事故が起こる可能性は避けられませんー。
 そこで、集光レーザーという仕組みを考えましたー。
 これはどういうことかと言いますと、影響の出ないような低出力のレーザー複数個所から同時に放ち、一点(焦点)を加熱させるという方法(虫眼鏡で太陽の光を集めて、焦点で紙を燃やす、あの原理と同じ)ですー。
この方法の利点は、焦点以外ではレーザーが拡散されて無害化されるという点で、たとえ鏡面によって反射されたとしても、影響はないのですー。
 ただ、この方法には、焦点を合わせるのに物理的に砲塔をリアルタイムで同期しながら動かす必要があるため動きの速い敵に対しては照準が合わせられないという致命的な欠陥がありますので、実質役に立ちませんー。
 ですから、結局、光学兵器は使えない(使ってはいけない)ということになりますー。
 それでは、質量兵器はどうでしょうかー。

 というところで、もなQは電波記事なのに明日に続けちゃいますー。

名無し様:>現行兵器でも炸薬を使った物は、安全距離を通過しないと爆発しないし、一定時間か、距離を過ぎれば自爆する構造になってるぞ
k様:索敵が勝敗そのものだというのは過去も未来も変わらないだろうな
k様:先に敵を発見した方が勝ち、という状況は、現在の艦隊戦や戦車戦と変わらない
kたま:兵器の速度と搭載機の速度が著しく違うのは、現状と変わらないわけで
k様:兵器の速度と搭載機の速度が著しく違うのは、現状と変わらないわけで
名無し様:宇宙戦争って考えれば考えるほど、核兵器ミサイルのみの艦隊戦みたいになってする意味がないような気がするw
名無し様:字が読めない人がいるらしい>一言で収まらなさそうなら、コメントをご利用くださいー。
名無し様:回避できる距離で戦うと、巻き込まれるものが多くなるのでは? というか光学兵器を回避できる距離で相手の動きをどうやって補足し予測するのかも問題では…
k様:それっぽい塗料や表面加工の技術はもうあるから、後は戦闘に耐える研究だけだろうな
k様:対レーザー用の表面加工は反射より吸収及び拡散を主眼にしたほうが現実的だな。
kたん:デブリは、下でも書かれているが、引力にとらえられていなければ破壊時の運動を保ったまま拡散してゆくはず
k様:つーか、現行兵器でも炸薬を使った物は、安全距離を通過しないと爆発しないし、一定時間か、距離を過ぎれば自爆する構造になってるぞ
k様:レーザーの問題は、焦点を作れば解決、焦点を過ぎれば拡散するからある程度距離が離れればば無害
k様:当然、回避と予測の勝負になるが、現状の艦船戦闘や航空機のドッグファイトと同じ状況だな
k様:到達までの時間が稼げる距離を保ち、ランダムに回避運動を行いながら戦うことになるはず
k様:速度:光速・射程距離:ほぼ無限大、の兵器を撃ち合うのに、回避できない距離で戦うという前提がおかしいが・・
名無し様:初くるもなげっとー。実在していたのか…
名無し様:初くるもなげっとー。実在していたのか…
名無し様:くるもな〜
posted by もなみ9歳 at 18:28| Comment(3) | TrackBack(0) | もな見

2008年01月22日

もなみの宇宙戦争(前編)

 えっと。
 昨年の漢字は「偽」ということで、漫画界の「偽」を最後の更新として、おやすみしていましたー。
 もうとっくにそのシーズンは終わっているという突込みが入りそうですケド、あけましておめでとうございますー。
 今年もよろしくお願いいたしますー。
 というわけで、新年らしく、電波な記事から入りたいと思いますー。
 せっかくのお正月ですので、宇宙船ががんがん撃ち合うような映画でも見ようと思ったのですケド、ちょっと調べてみたら、年中1つくらいは宇宙モノのSF映画というものがあると思うのですケド、今回は「エイリアンズVS.プレデター2」くらいしか無いので、ちょっと寂しいですー。
 そこで、無いなら作ってしまえということで、宇宙船が撃ち合うような話を作ろうと思ったのですケド、どうせ作るなら「正しい宇宙戦争」にしたいなーと思ったのですよー。
 ところが、これって大変なことが一杯あるのですよー。
 そういうわけで、第一回目は、宇宙船爆発の問題について書きたいと思いますー。
 まず、宇宙船が破壊された後って、どうしても破片が散りますよねー。
 その破片が宇宙を漂っていたら、安全に航行できないじゃないですかー。
 つまりスペースデブリの問題をどう解決するかというのがやっかいなのですー。
 1つの解決策としては、戦闘可能宙域を制限することが考えられますー。
 たとえば全ての通常航路から100光年以上離れた場所に戦闘可能宙域を制限すれば、破片が拡散しても100年以上安全ということになりますー。
 ただ、それでもいつかは航路上に破片が散って、気づかずに通った宇宙船に当たるという事故は起こるでしょー。
 ですから、根本的な解決にはなっていませんー。
 この問題をどうすればいいのでしょうかー。
 そこで、もなみは凄いアイデアを思いつきましたよー。
 宇宙船の周りをシャボン玉のようなもので囲うことで、爆発しても破片が散らないようにする(この場合、宇宙船は内圧に耐えるため球体になります)トカ、核融合反応を起こして塵一つ残さないトカ、破壊されたときに破片が散らない仕様で宇宙船を設計するのですー。
 これで、宇宙船爆発によるスペースデブリ問題は解決ですー。

 もなQは、次回は兵器の問題について書こうと思いますー。

面白いアイデアがあったら、今回の話が終わった後にまとめてレスしますー。

名無し様:的をはずれた光線兵器が減衰せずに飛び続ける「はぐれレーザー」の方がたちが悪そうな気が
名無し様:んー相手の宇宙船を潰すより相手の本拠の惑星の軌道上にデブリを撒き散らすほうが効果的なのかもw
名無し様:引力に捕らえられていないデブリでも驚異なんでしょうか
地球のデブリたん:興味深い記事ですね。
名無し様:くるもなげっとー
posted by もなみ9歳 at 21:39| Comment(1) | TrackBack(0) | もな見

2007年12月25日

死神ノート

 えっと。
 ジャンプで掲載されていたデスノートという作品のパクリが、最近話題になってるみたいですねー。
 たとえば、半分くらいがデスノートのパースだったというメガバガ講談社様が謝罪を行うという事態にまで発展しましたし、ジャンプの集英社様と同じ一ツ橋グループに属する小学館のサンデーでは、デスノートの代わりに催眠術なLOSTBRAINという漫画が、アイデアの盗用じゃないかと言われてたりしますー。
 ところで、絵柄を真似するのと、アイデアを真似するのとでは、どちらが罪が重いのでしょうねー。
 漫画においては伝統的に先人の真似をするという風習がありますので、絵柄の真似全てを否定するつもりはありませんケド、重ね合わせて皺まで同じなパースとなると、ちょっとやりすぎのような気がしますー。
 一方で、アイデアのほうも、よくあるアイデアというのは多用されるものですから、どこまでだと駄目なのかというのが、イマイチよく判りませんー。
 実際、パクられたと言われているデスノートに関しては、痛いニュース様で水木しげる様の不思議な手帖のパクリ(306レス目)だトカ書かれてたりもしましたしー。
 ただ、水木しげる様の不思議な手帖とデスノートの共通点は、名前を書くと相手が死ぬという点だけなわけで、手に入れた経由も自分の名前を書いて自殺したと思われる編集者から、と別に死神が落としたものでもないですし、記述も名前だけで、死亡時刻や死因を指定できるわけでもないわけでー。
 これを言うなら、ドラえもんの「どくさいスイッチ」や「あらかじめ日記」のパクリと言えないこともないでしょー。
 最低でも
・ノートを落としたのは死神
・名前以外に死因や死亡時刻を記載
・名前と死因を書くと、相手がそのとおりに死ぬ

 くらいは同じじゃないと、何か別の作品のパクリとは言えないでしょー。
 そして、そんな都合の良い作品なんて・・・あるのですよー。
 昭和60年の月刊フレッシュジャンプ11月号に掲載された、えんどコイチ様(ついでにとんちんかんの作者様)の、死神くん「いじめの構図」ですー。
 と、ここまではガイシュツ(なぜか変換できない)ですケド、イマサラながら実際の作品が手に入りましたので、一部をスキャンして、お見せしたいと思いますー。
(C)えんどコイチ 集英社「死神くん」5巻より
(C)えんどコイチ 集英社「死神くん」5巻より

 ちなみにストーリーは、どちらかといえば「どくさいスイッチ」系ですねー。

 もなQは、デスノートが、この作品のパクリと言えるのかどうかの判断は、皆様に委ねたいと思いますー。


もなみ:えんどコイチ 佐々木まさよし あだちつよし 金井たつお ひすゎし 河島北京 ガモウひろしまで、たぶん当時のフレッシュジャンプ連載陣だと思いますー。
名無したん:問題ありすぎw
ゆらβ様:ノートの名前にガモウひろしが混じってませんか?作者間でネタ繋がりがあるのかも。
名無したん:なるほどー。浅学ですいません^^;
名無し様:これが少女漫画なら相手が不幸になるどころか、その幸福や魅力を当人が奪う話に・・・女って怖ぇ。
もなみ:本来まったりは味の表現以外で使うことはありませんでしたー。
もなみ:まったりという言葉自体は昔からありましたよー。例えば昭和50年の新明解国語辞典にも掲載されていますー。
名無したま:えんど先生といえば「まったり」の発明だなぁ。最初はギャグだったのにw いつの間にやら味の表現で最上級になってるのは面白いよなー
(*゚ー゚)o様:黒い閻魔帳ですかー これはまたずいぶんと懐かしい絵ですねーシミジミ
TT-TTたん:えんどコイチ先生のアシのにわのまこと先生のアシの小畑健・・・
名無し様:ネタのつもりだったんだろーなー、この後どうなるか知らないけど
うし様:メガバカ盗作検証画像見てきた。トレースは酷いな。アイデアのパクリは程度かね。
名無し様:くるもなげと
posted by もなみ9歳 at 08:33| Comment(4) | TrackBack(0) | もな見

2007年12月20日

違法化の盲点

 えっと。
 ダウンロード違法化が不可避になるようですねー。
 これについては、もう既に色々な意見が出まくっているので、後出しで何か言ってもしょうがないのですケド、ダウンロードが違法化されたらレンタル屋で借りる(つまり製品は買わない)なんてコメントがあちこちに残っているのを見たりすると、はるか昔にレンタル屋様のせいで製品が買われなくなるという議題があったときに、今と同じように経済的不利益は実証されてないトカ言ってたことを思い出したりするくらいですー。
 まー、そんなわけで、ちょっと別の視点から今回の話題を見てみたいと思いますー。
 といっても、もなみは法律の専門家ではありませんし、刑訴法については詳しくないですし、もなQは法律サイトではなくて電波サイトですので、間違っているカモ知れないということを先に断っておきますー。
 ちょっと検察官様になって考えてもらいたいのですケド、著作物が違法にアップロードされているという告訴があった場合、どうやって証拠を集めますかー?
 普通に考えれば、アップロードされた著作物をダウンロードして、確かに違法物であることを確認することになるでしょー。
 これは別に、もなみが勝手に思っていることではなくて、実際の裁判、たとえばWinny違法アップロード裁判(平成15(わ)2018)でも行われたことですー。
 京都府警察本部の捜査官は,同警察本部に設置されたパソコンにWinnyをダウンロードし,これを使用して,平成15年9月24日午後11時19分から同月25日午前零時25分ころまでの間に「X」を,同日午前1時47分ころから同日午前3時18分ころまでの間に「Y」を,それぞれ被告人のパソコンからダウンロードし,それらの各データが送信可能化されている状況を明らかにするための実況見分を行った。その際,被告人のパソコンからダウンロードした各ファイルを再生したところ,上記各映画を視聴することが可能であることが確認された。
 でも、ダウンロードが違法化された場合、このような方法で証拠を集めることはできなくなる可能性が高いのですよー。
 というのも、これは別に法令化されているわけではなく、憲法第31条(「何人も、法律の定める手続によらなければ、その生命若しくは自由を奪はれ、又はその他の刑罰を科せられない」)や刑訴法の解釈によって誕生した概念なのですケド、刑事裁判では、証拠の収集は、合法な手段によって行わなければならないという概念、「違法収集証拠排除法則」というのがあるからですー。
 つまり、ダウンロードが違法化した場合、不正アップロードの証拠集めのためにダウンロードすることができなくなるということなのですー。
 もちろん、この「違法収集証拠排除法則」というのは、100%認められているわけではなく、最高裁判例昭和51(あ)865)では、「重大な違法があり、これを証拠として許容することが、将来における違法な捜査の抑制の見地からして相当でないと認められる場合」と、違法収集証拠が証拠とみなされないための制限を設けていますー。
 ですから、違法アップロードの証拠集めのためのダウンロードが、「軽度な違法」で、「将来における違法捜査を増長しない」と判断されれば、証拠として認められる可能性もあるのですー。
 ただ、刑事訴訟というのは、検察官様がまず間違いなく勝てるという自信がない限りは不起訴にするのが基本ですから、たとえ1%の可能性であっても、違法アップロードのダウンロードが証拠として認められない可能性があるなら、証拠不十分として不起訴にせざるをえないというのが現実なのですー。
 もっとも、「違法収集証拠排除法則」が適用されるのは、あくまで刑事訴訟だけで、民事訴訟の場合は、原則として証拠能力に制限がない、つまり民事で起訴されることの抑止にはならないですし、ダウンロードせずに違法アップロードされている証拠を集めるという、もなみにはどうすればいいのか判らないウルトラC的な技を使われた場合は意味がないということを書いておきますー。

 そんなわけで、もなQはダウンロード違法化を防ぎたいなら、感情論を訴えたり、経済的不利益は実証されてないトカ言うより、刑事捜査上に重大な影響を与えるという点を突くほうがいいと思いますケド、どうでしょうかー。

名無し様:違法でも交通違反のように罰金でカタつけちゃえばおっけ
名無したん:例外<それはない。それを認めたらWinny裁判との整合性が取れなくなる
うし様:うぅぅ。改行しちまった。売れないのは金と価値が無いから。
うし様:違法アップが取り締まれよないネット鎖国すれば
名無し様:多分操作に関しては例外になるよ。著作権に関しては例外規定作りまくりなのは常識
もなみ:コメントのほうで書きますねー。
名無し様:権利者の許諾があれば別、なんてこともありそうですぅ
名無したん:機会提供型ですらないので、特例はやろうと思えばできそうですぅ
名無し様:違法DLじゃなく違法ULを実証するためにDLを合法化だね
名無しん坊様:噛み砕いて言うと、警察が違法DLを実証する為にはDLを合法化・・・あれ?
もなみ:銃刀法や麻取法と比較して著作権法は重大性が低いので、特例を設けるのは難しいと思いますー。
名無し様:後、もなみさんが引用されている判例は引用部直前の「令状主義の精神を没却するような」を含めて基準と解する教科書が一般的?かと
名無したん:銃砲刀剣類所持等取締法27条の3、麻薬及び向精神薬取締法58条と同旨の条文を新設することで足りると判断されるのではないでしょうか?
名無したま:ネット上の事件で証拠集めのためという名目で警察官はダウンロードを特例として限定合法化すればいいだけのことじゃ
名無し様:いつぞやの家電なんたら法みたく、ほっといたら自滅しそうな法案のよーな気がする
名無し様:なるほど
名無し様:くるもなげと

posted by もなみ9歳 at 20:13| Comment(1) | TrackBack(0) | もな見

2007年12月13日

パスワードのあれこれ(後編)

 えっと。
 昨日の続きでパスワードの話ですよー。
 今日は最初に「全ての文字が使用できるパスワード」に起こる問題について書こうと思いますー。
 その問題というのは、パスワードに対する大原則として、「パスワードに対して、何らかの制限をかけることは脆弱性を生む」という問題ですー。
 少し簡単にするため、「アルファベット大文字26種類小文字26種類数字10種類記号32種類の全部で94種類使える4桁の暗号」というものを考えてみたいと思いますー。
 この暗号の組み合わせは94の4乗ですので、およそ7800万通りとなりますー。
 じゃあ、ここに「大文字、小文字、数字、記号を必ず1回使う」という制限をかけた場合、組み合わせはどうなるでしょうかー。
 なぜそうなるのかは省略しますケド、26×26×10×32×(4×3×2×1)で、520万種類に減ってしまうのですよー。
 つまり、「記号を必ず使う」トカ「数字を必ず使う」というパスワードポリシーは組み合わせを減らし、脆弱性を生むのですー。
 これは、ある辞書を用意して「この辞書に含まれている単語を使用してはならない」トカ、「名前を使用してはならない」という、よくあるパスワードポリシーすら例外ではないのですー。。
 もし、その辞書なり名簿なりがパスワードポリシーと共に流出したら、その単語や名前が含まれないデータだけを検索すればいいからですー。
 とはいえ、こういった「単語禁止」や「名前禁止」というパスワードポリシーによって減少するパスワードの組み合わせは「数字を必ず使う」というような制限に比べれば微々たるものですー。
 ですから、多少組み合わせが減るとしても、まっさきに調べられるであろう「単語」や「名前」といった、ありがちなパターンは禁止するというポリシーは設定しても構わないのではないかと思いますー。
 何も制限をかけないと、結局アルファベットの小文字しか使わないパスワードを設定されてしまうということになりがちですので、そのへんをどう解決すべきかという問題も残りますしねー。
 今まで書いてきたことをまとめてみますねー。
 ・パスワードの長さを多くすれば強固になりますケド、入力する文字数が多くなると覚えられなくなるため、単語や名前など、覚えやすい文字列にしてしまうという脆弱性を抱える可能性が高くなりますー。
 ・パスワードとして入力される文字の種類が多くなれば、入力しなければならない文字数は減りますケド、その文字種別の使用数に制限をかけると、組み合わせが減って脆弱性を抱えることになりますー。
 ・かといって文字種別の使用数に制限をかけないと、アルファベットの小文字だけのパスワードにしてしまいがちですー。

 さて、上記の問題を全て解決するようなベストなパスワードポリシーは作れないのでしょうかー。
 この中で、特に難しいのは、ランダム性を保ちながら、使用する文字数を増やすという、相反するポリシーを設定しなければならない点だと思いますー。
 そこで、もなみはパスワードとは別に、短いランダムパスフレーズを入力させるという方法を考えましたー。
 以下に、そのパスワードルールを書きますねー。
 ・パスワードの長さは8文字以上とする
 ・パスワードとして使用できる文字の種類に制限はない
 ・パスワードと同時に、94種類の文字のうちから4桁選出されたランダムパスフレーズを入力しなければならない
 ・ランダムパスフレーズはパスワード発行・変更時に自動作成される

 この方式ですと、たとえ「password」のような、パスワードに類推が簡単なものが設定されていたとしても、4桁のランダムパスフレーズが判らない限り解読できませんし、4文字ならランダムな文字列を記憶することは可能だと思いますー。
 パスフレーズに関しては、入力されたパスワードを元にハッシュ値を求めて、BASE64でエンコードするなどして固定してしまう方法がいいのか、万が一そのロジックが流出したときのことを考えて、毎回乱数で生成したほうがいいのか(ただし、この場合は「覚えやすいパスフレーズ」が出るまで、何回もパスワード変更されるという危険性が残ります)、そのへんはちょっと考えどころですねー。

 さて、もなQのパスワードポリシーに、Juan Bocanegra様は何点くれるのでしょうかねー。

名無したん:統一禁止、メモ帳禁止でパスワード管理は大変やね
名無し様:「他の人と違うパス」というポリシーがあると聞いた。非常に問題な気が。
もなみ:長文は一言BBSではなく、コメントのほうにお願いしますねー。>名無し様
名無し様:はい。関係ないことを書いてしまいましたが、書いてる内に要するにそうなのかなと何となく思いました。下記の方法って、はじめに30分ぐらい考えて単語を少し変えたりしたらそれで代用できてしまうんですよね……だから機械的に処理するという今回の話とは関係ないんですよね……ただパスワードを忘れて何度も設定しなおしたりしていればパスワード自体が殆ど無意味という点は思い当たることも多いです。自分に限らずいわゆる機会オンチの人には辛いと思います。
もな兄:ハッキングで最も注意すべきはソーシャルであるという答えでよろしいかな?
名無し様:これは暗号化とはいえないのか。それにパスフレーズの方は忘れやすいから結局同じだった……。でも暗号化の方法を紙にすれば少なくともハッキングは出来ないのでは?
名無し様:じゃあこれはどうだろうか。暗号化の方法を簡単な物にして、パスワードが必要な人数分だけその方法を用いてパスワードを暗号化するプログラムを用意する。用意したそれぞれのプログラムでパスワードをそれぞれ一つずつ暗号化して、すぐに使ったプログラムを破棄し、その動作を書類にして保管しておく。暗号化した後のパスフレーズを使っていれば元々のパスワードが漏れ出すこともないし、何より元々のパスワードは忘れにくいので暗号化の方法とパスワードの両方が漏れることは少なくてすむ。問題は適度に巧妙で捻った暗号化の方法というのを、いくつも考えられるかだけ。結局絶対バレないなんてことはありえないんだよね。
名無したん:おぉ、初くるもなゲット

posted by もなみ9歳 at 20:26| Comment(2) | TrackBack(0) | もな見

2007年12月12日

パスワードのあれこれ(前編)

 えっと。
 ITPro様を見ておりましたら、ちょっと面白い記事を見つけましたー。
 パスワード・ポリシーについて――“長さ”か“複雑さ”かですー。
 記事の内容を簡単に説明しますと、アルファベット大文字26種類小文字26種類数字10種類記号12種類の全部で74種類使える7文字パスワードと、アルファベットの小文字26文字しか使えない15文字パスワード比較して、より安全なのはどちらか、という内容ですー。
 ぱっと考えると、いろいろな文字が使えたほうが安全な気がしますよねー。
 ところが、この2つを比較すると、実は後者のほうが圧倒的に安全なのですー。
 パスワードの強度というのは、基本的にはその組み合わせの数に比例するのですケド、実際に組み合わせを比較すると、前者が約6.7×10の16乗なのに、後者は約1.7×10の21乗
 このように、パスワードは入力できる文字の長さのほうが、その文字数の多さ(複雑さ)よりも勝るのですー。
 ・・・これって本当でしょうかー?
 その前に、上の数字に大きなミスがあって、前者は何故か74の9乗で計算しているのですケド、74の7乗なので、実際には約1.2×10の13乗ですー。
 前よりも差が開いてしまいましたねーw
 さて、最初の疑問は、「なんでも使えるほう」の文字数が実際よりも少ないことー。
 キーボードから普通に入力できる記号って12種類でしょうかー。
 これは数えてもらえば判るのですケド、実は32種類あるんですよー。
 だから74種類じゃなくて94種類なんですねー。
 ただ、これでも94の7乗は6.3×10の13乗にしかなりませんので、小文字だけのほうが勝っていますー。
 でも、これは当たり前の話で、単に7文字と15文字という、入力させる文字の数が倍以上違うアンフェアな比較だからですー。
 ちょっとここで、「94種類入力(以下94種)の組み合わせ≦小文字だけ入力(以下小だけ)の組み合わせ」となる、入力しなければならない文字数を表にしてみますねー。
 
94種入力数≦小だけ入力数
10
12
13
1014
1116

 94種のパスワードの桁数が少ないときは、小だけで入力しなければならない桁数は少なくて済みますケド、94種のパスワードの桁数が多くなるに従って、小だけで入力しなければならない桁数がより多くなっていくことが判りますよねー。
 実際、小だけ15文字入力を上回るパスワード強度を94種で実現しようとすれば11文字で済みますし、表にはありませんケド、94種で15文字暗号にした場合、小だけだと21文字も入力しなければならなくなってしまうのですよー。
 これだけパスワードの入力文字数が多くなると、別の問題が出てきますー。
 たとえば94種7文字のパスワードを強度で上回るためには、小文字だけの場合10文字必要ですー。
 ここでクイズですー。
 「c;xQb3R」というパスワードと、「cxqbrzmhvg」というパスワード、覚えるとしたらどちらを選びますかー?
 どちらも覚えるのは難しいでしょうケド、もなみなら、前者を選択しますー。
 7桁のランダムなら、大文字や記号や数字が入っていても覚えられないことはないですケド、10桁になると、アルファベット小文字だけでも覚えられるか自信がありませんからー。
 パスワードというのは、入力しなければならないパスワードの文字数が多くなればなるほど、覚えるのが難しくなってしまいますので、パスワードが長くなると、複数の単語を組み合わせたりトカ、覚えやすい文字列にしてしまいやすくなりますー。
 ましてや記事のように15文字の文字列を覚えろと言われたら、単語なしで作るのは厳しいと言わざるをえないでしょー。
 記事の結論では、単語や名前などの、ありがちなパターンを使うなと言っているのですけど、複雑さよりも長さというポリシーと、ありがちなパターンを使うなというポリシーはムジュンしてしまうのですー。

 もなQは、明日もパスワードについて書きたいと思いますー。

名無し様:くるもなまた見れなかった…
k様:げと・・スマン
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2007年12月06日

サルに負けるなー

 えっと。
 さくらインターネット様から「いらない子」扱いされて、やさぐれてた、もなみですー。
 このままやさぐれ更新しようかと思ったのですケド、ちょっと面白いニュースを見つけましたので、今日はその話をー。
 「チンパンジーの記憶力はヒト以上
 記事の内容について簡単に説明しますと、チンパンジーの子供と大学生とで、数字の瞬間記憶のテストをしたところ、チンパンジーが圧勝したという内容で、そのテスト内容は
 ・レベル1:9個の数字を0.7秒表示させて、数字の小さい順にタッチする
 ・レベル2:5個の数字を0.21秒表示させて、数字の小さい順にタッチする

 のどちらも、ヒトにはできなかったのに、チンパンジーにはできたという話ー。
 ヒトがチンパンジーに負けるなんて!
 なんということでしょー!
 まー、動物の能力というのはヒトよりも高いことが多いですから、今回のテストもそのうちの1つと考えれば妥当と言えなくもないですケド、ちょっと気になるのは、ヒト代表にされてしまった京大と岐阜大の学生様は、事前に練習時間を設けられていたのか、ということー。
 チンパンジーのほうは以前から練習していたのに、ヒトのほうは練習も何もなしで、いきなりやれ!と言われたのでしたら、実際にはその能力があってもできないということも十分にありえますよねー。
 とはいえ、今回のテスト結果を踏まえて、どこかの動物番組トカでヒトVSチンパンジーみたいな企画が立てられたりして、たまたま通りがかったという理由でヒト代表にされてしまって赤っ恥をかかされるなんてことが、まったく無いとは言えないでしょー。
 もし、そんな事態になったとしても、サルに負けないでほしいものですー。
 そういうわけで、練習用フラッシュを作りましたー。
 フレームレートは10fpsなので、多少重いマシンでも訓練できると思いますー。
 ただし、レベル2のほうは0.21秒ではなくて0.2秒と、ややハードルが高くなっていますー。

 ちなみに、もなQがやってみたところ、レベル2は何とかできても、レベル1は答えられませんでしたので、やっぱり「いらない子」なのー!

お持ち帰りはこちらから

名無したん:何度もやるとだんだん難しくなってくるような気がする。
もなみ:ふみふみ。8×5で表示中入力可能みたいですねー。
TT-TT様:れれる1クリアでけたーヽ(´ー`)ノ クリア絵れれる2と同じなのね(´・ω・`)
名無し様:京都大学のリリースに動画と写真があり、分かりやすかったのでこれを詳細に変えさせてください〜。  http://www.kyoto-u.ac.jp/notice/05_news/documents/071204_1.htm また京都大学霊長類研究所のページにも色々ありました。
名無しちゃま:チンパンジーの母親の成績は、学生と同レベルだった。ってことは、人間も子供で実験した方がよかったんじゃないだろうか。子供の方が能力高いってだけだったりして。
名無し様:LV1はどうしても5から先は無理ですorz
もなみ:できればコメのほうで、詳細を教えてくださいー。
名無し様:このニュースをテレビで見たのですが、実験用ディスプレイでは数字が出現する場所は毎回違う場所に散らばって出現するように見えました。このフラッシュはチンパンジーにとってイージーモードかもしれません(笑)
春歌W(ry様:何度やってもLv1が倒せません。Lv2は一発で倒せたというのにorz
名無し様:スポーツやってる奴にやらしたほうがいい結果が出ると思うけどw
もなみ:一応FireFoxでも動作は確認してるのですケド、止まりますかー?
名無したん:火狐だと、もな占い「人生に悲観する」で止まる?次からIEで来ます。
名無しぴょん:もなげとー
posted by もなみ9歳 at 21:30| Comment(1) | TrackBack(0) | もな見

2007年11月20日

ひこにゃんはどこへ行く

 えっと。
 最近、もな兄は神保町にあります時代屋というお店の2階の喫茶店でコーヒーを飲んだりしているみたいなのですケド、このお店に、非常に謎な、ゆるキャラのぬいぐるみが置いてあるのですよー。
 それが何なのか全然知らなかったみたいなのですケド、実は「ひこにゃん」でしたー。
 さて、「ひこにゃん」をめぐって、現在係争が起こっていますー。
 どういった係争かと言いますと、「ひこにゃん」をデザインしたイラストレーター様が、その商標使用の中止を求めているのですねー。
 今回のこの問題について、どう解釈すればいいのでしょうかー。
 まず、著作権法上は、このイラストレーター様が1次著作者様にあたり、市と実行委員会様はその著作権の一部を譲渡してもらっているという関係と思われますー。
 さて、もなみも何度か取り上げていますケド、著作権には譲渡できない権利というのがありますー。
 それは、著作者人格権と呼ばれている権利で、以下の3つになりますー。
 ・公表権
 ・氏名表示権
 ・同一性保持権

 まず、公表権については、公表されていない著作物に対する権利ですので、今回は関係ありませんー。
 次に、氏名表示権ですケド、こちらも恐らく問題ないでしょー。
 そうすると残るのは同一性保持権となりますー。
 そして、この同一性保持権というのがクセモノなのですねー。
 そもそもキャラクターそのものには著作物性は存在しないという判例があって、それとは別に、キャラクターの性格を変えたことで同一性保持違反となった判例もあるというのは、以前に書いたとおりですー。
 今回の場合はどちらなのでしょうかー。
 ここで重要なのが、「ひこにゃん」というキャラクターが「国宝・彦根城築城400年祭」のキャラクターとして作られた、という点ですー。
 つまり、「ひこにゃん」には「国宝・彦根城築城400年祭」のキャラクターという属性があるわけですねー。
 そうすると、その「国宝・彦根城築城400年祭」という属性を離れて、「日米修好通商条約締結150周年記念事業」のキャラクターとして使われることは、同一性保持違反になる可能性があるのですー。
 実際、「ひこにゃん」というネーミングからして「彦根城の猫」というイメージがありますから、彦根城とは無関係の日米修好通商条約のイメージキャラにするというのは、認められない可能性が高いのではないでしょうかー。
 なんにしても、実際の判決がどうなるのか楽しみではありますねー。

 なお、もなQは、「ひこにゃん」には残ってもらいたいですケド、獅山向洋市長様の「俺たちが有名にしてやったんだから権利は俺たちにある」テキな態度に、あまり共感できませんー。

名無し様:某パナウェーブの方々に頼むのが良いと思います>電波を追い出す
もなみ:じゃあまず屏風から電波を追い出してくださいー。
名無したん:ここは電波ネタで
もなみ:なんか法律関係じゃなくて、さくっと笑い飛ばせるような話題ないですかねー
kぴょん:げと(^^¥

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2007年11月09日

ふんにゃかふんにゃか(違

 えっと。
 以前からすっごく気になっていたのに、その語源が判らない言葉というのがありますー。
 それが何かと言いますと、「踏んだり蹴ったり」という言葉ですー。
 この言葉、ちょっとフシギなのですよねー。
 だって、踏んだり蹴ったりって、こっちの行動でしょ?
 どう考えても踏まれたり蹴られたりのほうが痛そうじゃないですかー。
 で。
 世の中には同じようなギモンを持つヒトがいらっしゃるようで、例えば教えてgoo様では、こう書かれていましたー。
 >日本最古の語源事典・大怪言に従えば(中略)踏んだり蹴ったりしてしまった武士が織田信長に切腹を命じられる(中略)南蛮渡来のものが好きだった織田信長はその武士に「珍しい紅茶の茶葉の塊を踏み,さらに蹴るとは何事ぞ」と烈火の如く怒鳴りつけた(後略)
 なるほどー織田信長様が語源だったのですねー。
 って、こんな間違いだらけすぎる嘘八百、信じるほうがどうかしてますよねー。
 え?
 もしかしてこれがウソだって判りませんかー?
 それじゃ、どこから突っ込んだらいいのか悩みながらどこらへんがウソなのかを書いてみましょうかー。
 まず、ヨーロッパにお茶が運ばれたのは1600年以降の話で、この頃には織田信長様はとっくに本能寺で亡くなってますー。
 次に、このときにヨーロッパに伝わったお茶というのは緑茶もしくはウーロン茶で、紅茶が誕生したのは1780年代のことなのですよー。
 さらに、このときの緑茶と紅茶は発酵させないか発酵させるかの違いで、茶葉は同じものなのですー。
 ちなみに、紅茶専用の茶葉は1823年にブルース大尉がインドのアッサムで見つけた野生の茶の木で、これは中国のものよりもタンニンの含有量が高かったために紅茶に向いていたと言われていますー。
 まだまだありますよー。
 織田信長様が切腹を命じたと言いますケド、刑罰としての切腹は天下を取ったあとに豊臣秀吉様が始めたと言われていて、織田信長様の時代には刑罰としての切腹なんて存在していません(もちろん織田信長様の時代に切腹を命じるという風習があった可能性は否定できませんケド、少なくともそういう公式記録には存在していません)ー。
 最後に、「大怪言」なんて本は見たことも聞いたこともありません(実際googleで検索しても数件しか当たりません)ー。
 これはおそらくフシギな語源説がたくさん収録されていたことで有名な「大言海」のもじりと思われますー。
 そういうわけで、この語源がウソということは、すぐに判ったのですケド、問題はこんな馬鹿馬鹿しい話が思ったよりも流布されていて、本当の語源が判らないのですよねー。

 もなQは未だに踏んだり蹴ったりの語源が判らなくて困っていますので、誰かご存じでしたら教えてくださいねー。

うし様:踏蹴。踏んだり蹴ったりして最悪な事はあるよ。
None様:None
名無し様:Mの人は、「踏んだり蹴ったり」はある意味苦痛なのかな?それとも、その苦痛さえ快感なのかな?と、どうでもいいこと考えてました。
名無したま:「負けず嫌い」とか「ウソをつけ!」と叱るようなもの?
もなみ:ほんといつの間にか能動受動の話に摩り替えられてますねー。まったく踏んだり蹴ったりですー。
名無し様:主語の省略じゃね? 自分を(他人が)踏んだり蹴ったり
名無し様:語源じゃなくて受身自発論争になってるw
名無したま:踏んだり蹴ったり(される目に)にあった 蛇の生殺し(されるみたいな目に)にあった
名無し様:文的にも『蛇の生殺し』的に考えると不思議がないとの指摘もありました
名無し様:浄・夏祭浪花鑑(1745)ではやはり加害者が使用してるみたいですよ。
もなみ:加害者使用説には反証できますよー。天明4年(1784年)には既に被害者使用でしたからー。つhttp://kotobakai.seesaa.net/article/8180122.html
zrcぴょん:内容 昔は「踏んだり蹴ったりの目にあわせてくれよう!」などと使ったのかも
zrcぴょん:こちらのはどうでしょう?
zrc様:http://www007.upp.so-net.ne.jp/kokorotoro/tk/ans5.html
名無し様:『大言海』を参照するとよいかも。
名無し様:ぞうさんのポットっていう漫才師が「う○こ踏んだり蹴ったり」って昔言ってた。
名無し様:(剣山のようなものを)踏んだり(う○こを)蹴ったりトカ?
名無しちゃん:()
もなみ:「踏まれたり蹴られたりされた」という言葉と比較してみましょー
名無し様:受け身でなく悔し紛れの八つ当たりかと・・・
にゃにゃし様:踏んだり蹴ったり(された)だと思ってました…。
aaa様:くるもな?
凶子たん:くるもなゲトー
posted by もなみ9歳 at 22:26| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2007年11月05日

肖像権って?

 えっと。
 今日は一言BBSで話題に上がりました、肖像権について書きたいと思いますー。
 ちょっと引用しますと、
 >名無し様:ビーチバレーを撮影して逮捕というのとは違うと。
 >名無し様:肖像権じゃないの? >ビーチバレー

 さて、海岸にビーチバレーコートがあったとしますー。
 このビーチバレーコートで、誰かが遊んでいましたー。
 これを撮影した場合、肖像権違反で逮捕されるでしょうかー。
 このことを考えるにあたって、まず、最初に書いておかなければならないことは、日本の法律で肖像権というものについて定義されている項目なんか存在していないということですー。
 ですから、肖像権を元に刑事事件となることはないのですねー。
 じゃあ、肖像権なんてものは存在しないのかと言いますと、これは民法などを解釈することで、無理矢理肖像権っぽい概念を作り上げているのですー。
 まず最初に挙げられるのが、日本国憲法第13条ですー。
 >すべて国民は、個人として尊重される。生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利については、公共の福祉に反しない限り、立法その他の国政の上で、最大の尊重を必要とする。
 これは一般に幸福追求権と呼ばれるのですケド、全ての国民が幸福を追求する権利があるということで、自分の肖像を使用された結果、不幸になったのであれば、それは不法行為という解釈ができるというわけですー。
 まー、出会い系サイトに自分の顔写真が勝手にアップロードされたせいでいじめにあったトカ、そういったケースを想像すれば、名誉毀損やなんかとも密接に絡んでいたりしますので、まだ納得のいく話だと思いますー。
 問題はもう1つの「パブリシティ権」のほうですー。
 「パブリシティ権」というのは、平たく言ってしまうと「氏名や肖像には経済的利益や価値があり、その利益や価値は本人のみが甘受できて、第三者が勝手に甘受することはできないという権利」なのですケド、氏名や肖像って別に著作物でもなければ意匠や商標でも特許でもないですよねー。
 ここでクイズですー。
 じゃあ、どんな法律を根拠にパブリシティ権が存在することになったのでしょうかー。
 答えは「商標法」ー。
 びっくりしましたー?
 もなみもびっくりしましたー。
 だって、上に書いたとおり、商標登録されていない限り、氏名や肖像は商標じゃないのですからー。
 その判決というのは2002年9月12日の東京高裁判決なのですケド、この中にパブリシティ権の根拠として、「商標法4条1項8号」が挙げられていますー。
 商標法4条というのは「商標登録を受けることができない商標」について書かれた条文で、当該1項8号というのは「他人の肖像又は他人の氏名若しくは名称若しくは著名な雅号、芸名若しくは筆名若しくはこれらの著名な略称を含む商標」ですー。
 つまり、他人の氏名や肖像で商標を取ることはできないという内容なのですケド、これがどうしてパブリシティ権につながるかと言いますと、以下のような論法ですー。
・商標法では他人の氏名や肖像で商標を取ることはできない
・商標を取れないのは氏名や肖像を他人に利用されない権利があるからだ
・一般人でも上のような権利がある
・ましてや有名人には、もっと大きな権利がある
・それは氏名や肖像に生じる経済的利益や価値を他人に利用されない権利だ
・だから有名人の氏名や肖像を他人が使うのは民法上の不法行為にあたる

 その理屈は何かおかしいような気がしますケド、これが法的解釈というものなのですー。
 じゃあ、そろそろ最初の質問に対する答えを書きますねー。
 そもそも肖像権は民法の範囲ですので民事不介入の原則によって逮捕されることはありませんー。

 そういうわけで、もなQは実は最初に答えを書いていたのに、一般人と有名人の場合トカ書いてみるという引っ掛け更新をしてみましたーw

名無し様:恫喝してくる公僕ほど肖像権を主張するよね。
名無し様:くるもなってなんだー?
名無し様:くるくる〜
名無し様:眼福眼福
posted by もなみ9歳 at 20:40| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月30日

パレード撮影でタイーホ?

 えっと。
 著作権関係のニュースが入りましたので、ちょっと書いておきたいと思いますー。
 事件について簡単に説明しますと、TDLのパレードやショーをビデオカメラで撮影してネットオークションで販売したら著作権違反で逮捕されたという話ですー。
 これは具体的には著作権の何に違反しているのでしょうかー。
 答えを書いてしまいますと、複製権に違反していますー。
 ショーを録画して、どうして複製権違反なの?と思うカモ知れませんー。
 だって、普通、複製って紙をコピーするトカ、DVDをコピーするトカ、同一メディアでコピーしたときに使う言葉ですものねー。
 でも、著作権法では、たとえメディアが違っていても複製となることがあるのですー。
 その一番有名な例が脚本のある演劇を録画した場合で、これは脚本の複製になりますー。
 このことは、第2条の15(複製の定義)のイ(脚本その他これに類する演劇用の著作物)に、はっきりと書いてあるのですよー。
 >当該著作物の上演、放送又は有線放送を録音し、又は録画すること。
 ですから、今回のTDLの場合は、ショーは演劇ですから千葉県警様が何故珍しいというのかフシギなくらい当然として、パレードに関しても恐らくそこに脚本があって、その脚本を元に演じられているため、脚本という著作物の複製(録画)という形で複製権に違反しているとみなされたのではないかと思いますー。
 ただ、複製に関しては有名な私的複製権(第30条)の範囲、つまり「個人的に又は家庭内その他これに準ずる限られた範囲内において使用する」のであれば、問題はありませんー。
 今回の場合はネットオークションにかけて利益を得ようとしたわけで、これは明らかに私的複製の範囲外なのですねー。

 そういうわけで、もなQは「家族でTDLに行って子供をビデオに撮っていたら背景にパレードが写っていて著作権違反」トカ、事実を捻じ曲げて過大に騒ぐヒトをけん制しておきたいと思いますー。

名無し様:肖像権じゃないの? >ビーチバレー
名無したん:要するに映画封切り直後にファイル共有ソフトで良く見かけるアレですね。
名無し様:ビーチバレーを撮影して逮捕というのとは違うと。撮影はOK。複製して転売するのはOUT。おや?
名無し様:久々のくるもなGET〜
名無したん:ぎゃー はしゃぎすぎて2回押した
名無したん:生まれてはじめてのくるもなげっとー
名無し様:生まれてはじめてのくるもなげっとー
posted by もなみ9歳 at 23:43| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月29日

高画質を求めてるのは誰?(後編)

 えっと。
 もなみは昨日、高画質を求めているという風潮はメーカー様が作り、その理由は日本が技術立国としての立場を守るためと推測しましたー。
 ただ、これは表向きの理由の推測であって、ウラの理由の推測もあるのですー。
 そういうわけで、今日はウラの理由について書きますー。
 そのウラの理由とは、ズバリ、コピー防止策としての高画質なのですー。
 誤解のないように書いておきますと、別にこれはCGMSのようなプロテクト技術のことを言っているわけではありませんー。
 こんなもん、ソフトの逆アセンブルなりチップの解析なり、開発者からの情報漏洩トカで、いづれは解かれてしまうでしょうから、単に普通の手段ではコピーしにくくなるという抑止効果しかありませんし、こういった技術は高画質とは直接的な関係はありませんからー。
 高画質がコピー防止策として有効なのは、なんといっても、そのデータ量が多いことなのですよー。
 たとえばR601とほぼ同じDVD−Videoフォーマットの480i(720×480の約30fps)・・・ようするに市販のDVDをファイルとしてネットワークに置いてダウンロードした場合、実転送速度4Mbpsで2時間半ちょっともあればダウンロードできてしまいますー。
 しかもたとえばDivXなどの動画圧縮技術を使えば、さらにその時間は減りますし、もともとのNTSCの画質が悪いので1/4くらいに圧縮して大型テレビで見ても違和感は無いのですー。
 ところが、これが高画質だと違いますー。
 次世代高画質の中で最も画質が悪い地上波デジタル放送の画像でも1440×1080で、NTSCの4倍の画素数を使用し、転送レートは16.8Mbpsですから、片面DVD相当の2時間で約15ギガのサイズとなりますー。
 これを実転送速度4Mbpsでダウンロードしようとすれば、8時間半ほどかかります(ちなみにBSデジタルは1920×1080の24Mbpsなので、同換算で12時間かかります)ー。
 さすがにこれだけ時間がかかるならダウンロードするより買ったほうが早いという気になるヒトも出るでしょ(実際、一部のゲーム・・・特にエロゲはネット上で違法コピーされないようにダミーデータを追加してDVD容量のぎりぎりまでデータを入れているものがありますー。もっともダミーデータが見破られてダミーデータなしでアップロードされていたりするみたいですケド)ー。
 また、このくらいの画質になると1/4圧縮して大型テレビで見ると、違和感が残るのですよ(注:R601を地上波デジタルで放送した番組の場合は違和感がありませんし、大型でも液晶だと判らないカモ)ー。
 そんなわけで、メーカー様はコンテンツのコピーを防ぐためにユーザー様には高画質を求めてもらわないと困ると推測されるわけー。

 なお、しつこいようですケド、もなQは今回の一連の内容は、あくまで「仮説」であり、「仮定」であり、根拠の無い「推測」あるいは「妄想」ということをお断りしておきますー。

芹香様:いいたいのは、そりゃ迂遠だね。ということですのよ。
うし様:集金システムさえあれば、コピーは歓迎だと思うよ。高画質化で儲かるのはTV屋?求めてるのはヲタク。
もなみ:長文はコメでお願いしますー。あと入れられるたのに電子透かしを入れなかったことは、そんなプロテクトをかける必要がなかったということで、むしろもなみの説を補強してるのですケド?
せの字様:もし本当にそういうのを抑制したいなら、B-CASのIDに対応した電子透かしを入れたはずだよ。非採用になったけれどもともとそういう案もあったしね。
芹香様:独創的で面白いけれど、それを大きな理由とするには論がちょっと弱いね。海外でメディアで露天売りするのは止められないしなあ。
名無し様:今回の「仮説」おもしろいですー。そうかもね、と思わず吹きました。
もな兄:妹がどんな妄想を書こうと私が干されたりはしないので御安心を
名無し様:エアホって、画像処理の仕事してるんじゃなかったっけ?こんなこと書いて、大丈夫なの?
名無し様:くるもなげっとー。
posted by もなみ9歳 at 22:00| Comment(1) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月28日

高画質を求めてるのは誰?(前編)

 えっと。
 2日間に渡って「ユーザー様は高画質を求めている」というのは、正しく思えないということを説明してきましたー。
 にも関わらず、「ユーザー様は高画質を求めている」というのが、メーカー様のジョーシキになっていますー。
 これは一体なぜなのでしょうかー。
 これについて、もなみは1つの仮説を立てましたー。
 そして、その裏づけを取るために、この3ヶ月ほど、細いコネを利用してメーカー様や広告代理店様、テレビ局様といったヒトタチから話を聞いてきましたー。
 その結果、いろいろと判ったこともあるのですケド、事情により、もなみにしては歯切れ悪く、あくまで「仮説」であり、「仮定」であり、根拠の無い「推測」あるいは「妄想」とさせていただきますことをご了承くださいー。
 結論から書きますと、高画質を求めているのはユーザー様ではなく、メーカー様で、メーカー様が「ユーザー様は高画質を求めている」という風潮を作り出したというのが仮説の内容になりますー。
 そして、高画質を求めているという風潮をメーカー様が作らなければならなかった理由があると推測されるのですー。
 その理由を説明する前に、まずはアナログテレビについて、おさらいしておきましょー。
 現在、日本のアナログテレビで使用されている方式(NTSC)は、斜め走査線を用いているため正確な数字は出せませんケド、国連のITU(International Telecommunication Union:国際電気通信連合)R601規格によるとNTSCは720×486の約30fpsとしてありますので、その数字を用いますー。
 この720×486というのは、一昔前のVGA画面(640×480)に毛が生えた程度で、イマドキミニノートですら使われないSVGA(800×600)よりも低い数字なのですよー。
 ですから、NTSC方式を綺麗に表示する手法は、もはや行き詰まりになってしまっていて、技術的にも衰退期に入ってしまっていて、他社様との差別化もできない状態になってしまっているのですねー。
 そういうわけで、他社様との差別化や技術の進歩のためには、いつまでもアナログテレビ方式を使用しているわけにはいかず、もっと高画質の規格を普及させなければならなかったと推測されるのですー。
 実際、高画質を要求するデジタル放送に対応するため、テレビは大幅に進化しましたー。
 特に液晶テレビに関しては、デジタル放送の画質を完全に表示できるほどの画素数や発色数を保持できないケースが圧倒的のため、色々な技術的革新が必要となりましたー。
 その結果として、現在の大画面液晶テレビがあるわけですー。
 ですから、高画質化は、日本が技術立国としての立場を守るために必要だったと考えられるのですー。
 ・・・というのが、表向きの理由ですー。

 実は、これにはウラの理由もあると推測されますので、もなQは明日はそれについて書きますねー。

名無し様:くるもな…
檸檬来夢様:くるもなげっと
名無し様:くるもなげっとー
posted by もなみ9歳 at 21:00| Comment(2) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月27日

高画質は本当に必要?(後編)

 えっと。
 今日は別の方向から、「ユーザー様は高画質を求めている」ということに対する疑問を見てみましょうかー。
 最近、ネット上ではYouTube様のような動画配信サイト様が人気ですよねー。
 あそこにアップロードされている画像、たかだか320x240のQVGAと、高画質には程遠い画質ですよねー。
 あるいは今やケータイには必ず付いているワンセグー。
 ワンセグも320×240のQVGA画質で、しかもフレームは15fpsにすぎませんー。
 これまた高画質には程遠いのですケド、大人気ですよねー。
 高画質でないYouTube様やワンセグに、どうしてこんなに人気があるのでしょうかー?
 これまたフシギなことですー。
 だって、「ユーザー様は高画質を求めている」んですよー?
 じゃあ「ユーザー様は高画質を求めている」のはウソなのでしょうかー。
 たとえばケータイのカタログを見てみるとワンセグの画質のよさを売りにしているケータイが圧倒的に多いということに気づきますし、実際に購入するときも、画質が良いからという理由で購入されるヒトも多いと思いますー。
 ですから、別に高画質を求めていないというわけではなさそうですー。
 「ユーザー様は高画質を求めている」というのが常識のはずなのに、現実はそうなっていないように見える、でもやっぱり高画質を求める気持ちはある、というフシギ。
 このフシギについては、実は昨日に「高画質は購入された方の満足度には貢献していても、購入されてない方が購入する動機にはなっていない」と、答えを書いてしまっているのですケド、もうちょっと判りやすく言い換えましょー。
 「高画質は購入時の選択理由にはなっても、購入の理由にはならない」ー。
 あるいは、「ユーザー様は、できれば高画質がいいと思っているケド、そのために何かを犠牲にするつもりはない」のほうが感覚的に判りやすいでしょうかー。
 たとえばケータイも、価格が同じで他の機能にも大きな差が無い「なら」高画質なものを選択しますー。
 でも、高画質の代わりに価格が高いトカ、高画質だケド他の機能がしょぼいのであれば、選択されないのです(このへんは昨日紹介した総務省様の調査結果、「安くなったら購入する」が29.2%という数字なのも裏づけになると思います)ー。
 そうすると、「ユーザー様は高画質を求めている」というトレンドは、いったいどこから出てきたのでしょうかー。

 もなQは明日、その点について触れたいと思いますー。

もなみ:高画質は試してみたら離れられなくなるものというところがですー。
せの字様:モチツケ。論旨としてもなたんに賛成してるんだよ。メーカー論理に見えるの?w
もなみ:というのがメーカーの妄想と。
せの字様:カーナビとかと同じで、無くてもいいけど試してみると離れられない類のものだと思われ。足ることを知れば無問題。
名無したま:何となくわかる
(*゚ー゚)o様:美人は三日で飽きますが そうでなくても3日で慣れるってやつでしょうかねー
名無し様:くるもなげっと
posted by もなみ9歳 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月26日

高画質は本当に必要?(前編)

 えっと。
 唐突ですケド、最近のトレンドとして「ユーザー様は高画質を求めている」というのは常識ですよねー。
 その証拠もいくつかありますー。
 ちょっと古いですケド、1年ちょい前に行われたインプレス様の「大画面テレビについて」というアンケート結果を見てみましょうかー。
 この中の「大画面テレビを選ぶときの優先順位」というのを見てみますと、インプレス様でもgoo様でも、どちらでも30%以上ものヒトが「画質」と答えていますー。
 また、他のところで行われたアンケートを見てみても、基本的に「画質」は上位に食い込んでいますー。
 今度は別の資料を見てみましょー。
 今年5月に公開された総務省様の「地上デジタルテレビ放送に関する浸透度調査の結果(PDF)ですー。
 これによりますと、地上デジタルテレビを視聴したヒトの満足度調査では93.7%のヒトが画質を挙げていますー。
 ほら、高画質が重要でしょ?
 ・・・本当に?
 同じ総務省様の調査結果のうち、デジタル受信機の購入動機を見てみましょうかー。
 「故障など買い替え時期だった」からが40%を超えており、「地上アナログテレビ放送終了を見越して」というのが33.2%、「薄型テレビが欲しかったから」が32.6%ー。
 画質に関係ありそうなのは「ハイビジョン放送などを見たかったから」の30%ですケド、これには「など」という言葉が入っていて、ハイビジョン放送でしか流れていない特定番組を見たかったからという理由「など」も含まれているのではないかと思います(もな兄がBSチューナーを購入した理由がそれでしたし)ー。
 結局、データからは、すでに購入したヒトの購入理由の大部分は故障トカ地上アナログが廃止されるトカ、そういった理由で「仕方なく」購入しているということが見えてくるのですー。
 これは何を言っているかと言いますと、高画質は、購入された方の満足度には貢献していても、購入されてない方が購入する動機にはなっていないということなのですー。
 今度は受信機をまだ購入されていないヒトがいつ購入する予定なのかというデータも見てみましょー。
 「年内に購入する」は、たったの3.2%しかなく、「居住地域に放送が始まっていない」という15.7%を潜在需要としても19%。
 「安くなったら購入する」という29.2%に関しては、このアンケートの時点でデジタルチューナー付きプラズマテレビは37インチで15万液晶テレビは32インチで10万も出せば買えたのですから、どこまで安くなったら買うのか不明なのですケド、これを潜在需要として加算しても48.2%ですー。
 ユーザー様が高画質を求めているのであれば、もっと需要があっても良いはずなのですケド?
 さらに致命的なデータもありますー。
 博報堂HDY様が今年の7月にインターネットを用いて行った「地上デジタル放送浸透度調査」ですー。
 これによるとすでに見ているヒトが30%もいらっしゃる一方で、デジタル放送に切り替わる2011年まで待つというヒトが40%近くに増えているのですよー。
 もちろん、地上波デジタルは双方向通信トカもあって高画質だけが売りではありませんケド、高画質は地上波デジタルの大きなセールスポイントのはずなのに・・・

 さて、もなQは明日は別の視点から「ユーザー様は高画質を求めているのか」を検証したいと思いますー。

もなみ:同じサイズで考えるとすでにアナログより安かったんですケドねー。
名無し様:安さを求める人はアナログと同価格か安くならない限り買わないでょう。そして高くても買う人はデメリットを知ってるからやっぱり買わない。
にゃ様:地上波終了までねばると機器購入の補助金が出るのでしょうね
もなみ:なお、対応が遅れたのは、現在自動更新システムのテストをしているためですー。
もなみ:もな兄がプロテクトコードを打ち間違えるというミスをしたおかげで1時間以上に渡って一言BBSが表示されなかったことをお詫びしますー。
名無し様:多分3万円くらいにならないと「安値」を重視する人は買わないかと。結構な家庭でまだ14インチのブラウン管が使われていると思われ。
名無し様:結局見る側は高画質で見たいソフトがあるのか?だし作り手側は高画質で作りたいものがあるのか?というのが非常に疑問
名無し様:初くるもなげっとー
posted by もなみ9歳 at 22:00| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月22日

Pの悲劇

 えっと。
 ドラゴンクエストに続いてカプコン様のモンスターハンターまで、PS3からWiiに移籍されることになりましたねー。
 まー、カプコン様といえば、「裏切りのカプコン」と言われるくらい過去に何度も予定を変更しまくったことがありますので、今後PS3で出さないとは限りませんケド、PS3は、かなり厳しい状況になってしまったと思いますー。
 そういうわけで、今回は何故このようなことになってしまったのか、ちょっと考えて見ましょー。
 結論から書いてしまうと、最大の問題はPS2が高機能すぎたせいなのですよー。
 また、もなみがわけわからないことを言っていると思うカモ知れませんので、説明しますねー。
 そもそもPS3でソフトを作る以上は、PS2で出来ないことをしなければならない、というのはお判り頂けるのではないでしょうかー。
 だって、PS2で出来るソフトならPS2で出せばいいですし、PS2で出来るソフトをPS3で出しても、こんなのPS2で出来るじゃんトカって非難されるのは目に見えてますものねー。
 ですから、PS3で出す以上は、PS2では再現できないようなソフトが必要なのですよー。
 ところが、いざPS2処理速度、PS2の容量(DVD)、PS2の画質、PS2のサウンド出来ないことを考えると、これってかなり難しいんですよねー。
 PS2を超える、PS2では出来ないソフトを作ろうとするなら、異常なほど処理速度が必要だったり、異常なほど容量を食ったり、異常なほど高画質だったり、異常なほど高音質だったりしなければならないわけで、これを実現しようとしたら、どうやっても超大作にならざるを得ないわけですー。
 だったら超大作を作ればいいじゃないかと思われるカモ知れませんケド、超大作というのは非常にリスキーなのですよー。
 なぜリスキーなのかというのは、もちろん管理コストや固定費、製品原価のスケールメリットその他の要因で、作品の大きさと期間や費用は正比例するわけではありませんケド、基本的な考え方として1年1億円で1本のソフトを作るのと、3ヶ月2500万円で4本のソフトを作るのとでは、ソフトの価格が1本5000円とすると、前者は1本で20000本以上売らないといけませんケド、後者は1本あたり平均で5000本売れれば良いわけですから、後者のほうが圧倒的に安全だからですー。
 それでも20000本売れる見込みがあるなら可能性があるのですケド、PS3の場合、本体の出荷数が少ないため売るのが難しいので(ハードが200万台出てるなら100人に1人売れればいいですケド、50万台なら25人に1人売れないといけないため)、なかなか踏み切れないのですよー。
 そういうわけで、PS3はPS2がなまじっか高性能であったため、それを上回る高機能ソフトを要求され、それが足かせとなってしまっているのですねー。

 もなQは、PS3たんの薄幸っぷりに涙が流れそうですケド、メーカー様はPS2よりPS3でソフトを作りたがっているみたいですので、まだまだ諦めずにがんばってほしいですー。

posted by もなみ9歳 at 22:56| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月10日

SD法の危険性

 えっと。
 もなみが鉛筆法という尺度について書いたその夜にセリカのところでSD法という尺度について書いてきて、まるで示し合わせてるみたいだとか実は仲が良いのではないかという、あらぬ誤解を招いたようですー。
 そこで、この誤解を解くために、今日はSD(セマンティックディフェレンシャル)法について書きたいと思いますー。
 そもそもSD法は1970年代に心理学の世界でもてはやされたのが、後にマーケティング手法として転用されて、1980年ごろには沈静化していたという古い仕組みですー。
 なぜ一時注目を浴びたにも関わらず、あまり使われなくなったのかと言いますと、SD法には問題があるからなんですねー。
 特に有名なものを幾つか紹介しますと、まずは形容詞の持つあいまいさー。
 たとえば非常に心温まる物語を描いた氷の彫刻というものがあった場合、それを「冷たいという言葉を物理的に見て冷たい」と思うか「冷たいという言葉を精神的に見て冷たくない」と思うかというのは人によって異なります(余談ですケド、セリカのところでは、反対語を用いる両極尺度がSD法の全てのような書き方をしていますケド、実際にはこのように「冷たい」と「冷たくない」という具合に否定語を用いる単極尺度というのがあります)ー。
 また、評価対象となるモノに対してSD法では、あらゆる世代に共通的で定量的な普遍の絶対尺度としての概念が存在しているという前提がないと成立しないのですケド、たとえば「使い捨てカイロ」というものに対して、「カイロ」という効用から「優しい」と感じる人もいれば、「使い捨て」という点から環境に「優しくない」と感じる人もいるという具合に、その尺度にはぶれが存在してしまうことが多いのです(ただし、「赤に対するイメージ」のような単純系なら、SD法が有効なケースが多いです)ー。
 もっとも、このような問題は、有名ではあるケド大した問題ではなくて、SD法には、もっと致命的な問題があるのですー。
 それは、「SD法は極めて作為的に結果を求めることができる」ということですー。
 これも具体的な例を出しますねー。
 まず、SD法で良い結果を出したかったら、先にその製品の自信のある良い点を並べて、できるだけ後に悪い点を並べるという方法がありますー。
 これは、あるものに対して良い評価が続くと悪い方への評価が甘くなるという心理を利用しています(このような心理を利用した例としては、「はい」で答えられる質問を続けることで相手に「はい」と言わせてしまう「YES式交渉術」や、若手社員に母校訪問で自社の説明をさせることで愛社精神を植えつけるというものがあります)ー。
 また、製品の悪い点は左右を入れ替えて配置するという方法もありますー。
 こちらの方法は、同じ答えが連続すると不安になり、バランスを取りたがるという心理を利用していています(四択の試験問題でアという答えが4つトカ続いたので、どれかを別の答えにしてみたという経験があるでしょ?)ー。
 このように、SD法は作為的な結果を求めやすい、もっと言ってしまうとデータの捏造がしやすいため、SD法による結果に対しては極めて懐疑的に接せざるをえないのですー。
 にも関わらず、(さやか姉様によると)最近またSD法が注目されるようになったらしいのは、何故でしょうかー。
 これは、もなみの想像ですケド、真に統計的な意味を持つSD法が作れるようになったからではないかと思いますー。
 そもそも、SD法で作為的な解を求めることができた理由は、その質問個数が多く、どうしても処理に時間がかかるため、全員に同じシートを配って統計結果を求めざるを得ないという言い訳ができたからなのですケド、たとえばSD法によるアンケートをインターネット上で行うのであれば、統計を取るのは容易なわけですから、形容詞の良し悪しを左右どちらにするか、形容詞をどのような順番にするかといった問題配置を完全にランダムにして、毎回異なるシートを作成することができるのですよー。

 そういうわけで、もなQはSD法が復活したのはインターネットとの親和性が高いからであって、決して「あるある」事件以来厳しくなった世間に対して、作為的な統計的なデータを量産できるからという理由でないことを祈っていますー。

春歌Wildstyle様:つ【喧嘩するほど仲がいい】 恐らくもなみさんはツンデレ(えー
(*゚ー゚)o様:あえて比較してるあたり すごく仲が良いじゃないですかーw
TT-TTちゃん:敵なのねー(ノ∀`) 強敵と書いてトモとは読まないのねー(ノ∀`)
もなみ:敵だからー
芹香様:なんでいつも絡んでくるの(;;
せの字様:ちゅか、もなたん()
芹香様:元データを要する方法についての限界があるからでしょね。その限界が顕現する分野は断続的に現れるため、今回はうちのさやかにとって顕現したというだけかと。
名無し様:くるもなゲトー。
posted by もなみ9歳 at 20:48| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見

2007年10月04日

鉛筆法

 えっと。
 先日、au様がビジネスモデル携帯電話としてW44K IIカメラなしモデルというのを発表されましたー。
 このケータイは、CDMA 1X WINでは初めてのカメラ非搭載ケータイだそうですー。
 最近の情報漏えい事故は基本的には電子データを持ち帰ることで発生していますので、そちらのほうは割りとコンプライアンスというか運用ルールみたいなものが出来てきているので、ある程度防衛策も取られているようですケド、たとえばディスプレイ上に機密情報を表示しておいてケータイのカメラで撮影されてしまうというケースに対して防衛策を取られている企業様は少ないですし、本気で防ごうとしたらケータイの持込み禁止くらいしか手がないと思いますケド、これをやってしまったら特に営業職様は業務が回らなくなることは目に見えていますので、カメラなしケータイというのは、これからクローズアップされそうですねー。
 と、これは前置きで、そろそろ本題に入りたいと思いますー。
 もなみがau様のリリース文章を見ていたら、ちょっと気になる言葉があったのですよー。
 それが何かと言いますと、これですー。
 >ディスプレイにキズに強く美しい透明感を持つ強化ガラス (鉛筆硬度 (注) 9H相当) を採用
 鉛筆硬度って何ー?
 もしかして鉛筆で引っかいてみて何Hまで傷がつかないかトカ、そんなむちゃくちゃな指標じゃないですよねー?
 そういうわけで注釈を見てみますと
 >鉛筆硬度とは6Bから9Hまでの17段階で、どの硬度の鉛筆で引っかいた時に傷がつくかを表すJIS規格です。
 そんなむちゃくちゃな指標そのものでしたー。
 でもでもJIS規格ですから、きっと専門の機械かなんかを使って測定するんですよねー。
 まさか鉛筆を手に持って線を引いてみるような原始的な手法の規格じゃないですよねー。
 そういうわけで、ちょっと調べてみたところJIS K5400というのがありまして、本当に鉛筆を手に持って線を引いてみる原始的な手法の規格でしたー。
 ただし、この規格は2002年4月に廃止され、JIS K5600-5-4 引っかき硬度(鉛筆法)に引き継がれましたー。
 そういうわけで新しい規格を読んでみたら、さすがにJISだけあって、結構細かいことまで規定されてましたので、ちょっと箇条書きしてみますねー。
 ・室温は21〜25度湿度は45〜55%で行う
 ・用いる鉛筆は芯は削らずに先っぽが平らのまま、芯先を5〜6ミリほど突出させる
 ・鉛筆は45度の角度750グラムの荷重をかけて秒速0.5〜1ミリ7ミリ以上動かす
 ・2回行って2回とも3ミリ以上の傷が残ったらアウト、1回ならやりなおし
 測定機械は↓みたいなので、実際に売られている製品はこれですー。
>(C)JIS K 5600-5-4:1999(ISO/DIS 15184:1995)
C)JIS K 5600-5-4:1999(ISO/DIS 15184:1995)6.1図1より引用
 ちなみに原始的な規格は廃止されて機械を使うようになったのかと思ったら、機械の使用は推奨で、いまだに手で引っかいても構わないらしいですよー。

 もなQは、今後硬さの単位に鉛筆法を積極的に使ってみたいと思いますー。
 例1:あのサーバーのセキュリティは2Hくらいですねー。
 例2:近所に3Hくらいのせんべいを売ってますー。
 例3:もなみとセリカは6Bくらいの絆で結ばれてますー。

にゃ様:朝日新聞の日曜版に鉛筆硬度が載ってましたが、ネタ元はここですかーw
春歌Wildstyle様:するってぇとペンタゴンは7Hですわねv 高校生に突破されるまでは8Hか9H辺りで。
ぽ様:濃い絆で結ばれてる、ってことですね!
誰か:6B→衝撃に強い→きってもきれない仲
名無し様:それをまずJISで決めてよって感じですね。ところで発言が窓の中と外(下)にありますね…
もなみ:JIS S 6006によると、芯の硬さに科学的定義は存在していないため、使用する鉛筆を業界で統一することを推奨しているみたいですねー。
peta様:そういえば四菱ハイユニとかいうネタを思い出してしまいました…
petaちゃま:メーカーによって9Hの硬さ違ったりしないんでしょうか
ガリレイたん:6Bの絆ワロタ
名無し様:微妙すぎる
もなみ:JISによると安価だかららしいですよー。
名無し様:なんで鉛筆基準なんですかね
名無し様:時々こういうふざけてるとしか思えないこと、ありますよね
kz様:久々のクルモナ 愛凶 
posted by もなみ9歳 at 22:14| Comment(0) | TrackBack(0) | もな見